タイプ別蒸し器の比較!タイプ別おすすめ料理も!

タイプ別蒸し器の比較!タイプ別おすすめ料理も!

突然ですが、あなたが蒸し器を使って料理する目的はなんですか?

  • 素材をおいしく食べる
  • ヘルシーな食事
  • なんか良さそう

いろんな思いで料理しようと思っていると思いますが、蒸し器もいくつかの種類に分けられ、料理によっては向かない蒸し器もあります。

この記事を読めば、あなたにぴったりの蒸し器を探すことができますよ。

蒸し器 タイプ別比較表

タイプせいろ
蒸籠
鍋タイプ
鍋タイプ
カゴタイプ
カゴ・トレー
シリコンスチーマー
シリコンスチーマー
スチームクッカー
スチームクッカー
材質竹・杉・ひのきなどステンレス、アルマイト、シリコンなどステンレス、アルマイト、シリコンなどシリコン
サイズ大小さまざま20~35cmと大きめ伸縮自在のものがある最大レンジに入る大きさ全体に大き目だがコンパクトサイズもある
価格1,000~10,000円位1,000~7,000円位100~1,500円位200~3,500円位3,000~25,000円位
扱いやすさ使用前と使用後の手入れする必要があるラクラク
※部品が重なっている所は洗いづらい
ラクだが、食材の匂いや色が移りやすいパーツが多いので手入れの手間がある
必要なもの鍋・フライパン
※蒸し板もあるといい
鍋・フライパン・フタ鍋・フライパン・フタ電子レンジ電源・設置場所
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蒸籠 (せいろ)

竹や木材を編んで作られたもので、中華料理や和菓子屋でよくみるタイプ。

中華せいろと和せいろがあり、汎用性があるのは中華せいろ。
茶碗蒸しなど高さがあるものは和せいろのほうが向いている。

どちらも2~3段重ねて使うことができる。

またせいろは蒸し板 (蒸し台)を鍋にのせて蒸すことが多い。蒸し板を使用することでせいろを焦がしたり鍋を選ばなくてすむ。

できあがりがすごくおいしそうに見えるのでほしいところですが、初心者にはお手入れがちょっと大変そう。

使い方

  1. せいろを水でぬらす
  2. 鍋に湯をわかす
  3. 食材をいれたせいろを鍋にのせて蒸す
  4. 完成
  5. 使用後は湯で湿らせた布でふく。油汚れがひどいときはぬるま湯でさっと洗し、陰干しでしっかりと感想させること。

洗剤は成分が浸透してしまうので、極力避けたほうが無難。

鍋タイプ

ステンレスやアルマイトなどで一般的に多く使用されているタイプ。底面がすのこ状もしくは小さな穴があいていて湯を沸かした鍋やフライパンの上に置いて使用する。

鍋タイプは下の深鍋とセットで販売されていることも多いので、深鍋と一緒に購入するときにおすすめ。

多くの食材を一気に蒸すことができること、下鍋を深いものにすればたっぷりのお湯がわかせるので、長時間蒸すことにも向いています。

手持ちの鍋やフライパンに使いたい場合はサイズをしっかりチェックすることを忘れずに!サイズチェックがめんどうならカゴタイプだと伸縮自在のものがあるのでそちらがおすすめ。

ちはやーの
ちはやーの

私は深鍋が本命で、蒸し器はおまけでした♪

使い方

  1. 鍋やフライパンに湯をわかす
  2. 食材をいれた蒸し器を鍋やフライパンにのせて蒸す
  3. 完成
  4. 使用後は洗剤できれいに洗い、水切り後きれいに水をふき取る

洗った後そのまま乾くまで放置しておくと、水のミネラル成分が付着し白い斑点になりやすいので注意。

カゴ・トレータイプ

カゴ・トレータイプは100均でも取り扱っているので、手軽に購入可能。

フライパンなどで簡単に使えるのでお手軽だが、カゴやトレーの足が短いとあまり水を入れられず空焚きになるおそれと、沸騰した湯が素材に触れる可能性もある。

使い方

  1. 鍋やフライパンに湯をわかす
  2. 食材をいれた蒸し器を鍋やフライパンにのせて蒸す
  3. 完成
  4. 使用後は洗剤できれいに洗い、水切り後きれいに水をふき取る

そのまま食卓に出すこともできるのでラク。

シリコンスチーマー

シリコンスチーマー

電子レンジ用の耐熱シリコンで作られた蒸し器。

火加減を見る必要はなく、時短調理も可能だが、仕上がりのムラが蒸し器の中で一番大きく出る。

ちはやーの
ちはやーの

個人的にシリコンスチーマーはムラが多いのであまりおすすめしたくないですな~。

使い方

  1. 食材をシリコンスチーマーにいれる
  2. 電子レンジでチンする
  3. 完成
  4. 使用後は洗剤できれいに洗い、水切り後きれいに水をふき取る

そのまま食卓に出すこともできるのでラク。

スチームクッカー

電気蒸し器のことで、水を入れてスイッチをいれるだけの簡単仕様。イメージとしてはコンビニの肉まんがおいてある器具 (イメージ写真のような)だが、家庭用はもっとコンパクトでおしゃれ。

火加減を気にすることなくほっておけるので調理する時はラク。またタイマーや本機能がついているものなど多機能で容量も少量~大容量までさまざま。

少し手入れが面倒と感じる人が多いようだ (パーツが多いから)。また、家電なので鍋より収納時に場所をとる。

使い方

  1. 水タンクに水をいれる
  2. バスケットに食材を入れ、タイマーで時間をセットする
  3. 時間が経てば自動で電源がきれる
ちはやーの
ちはやーの

スチームクッカーごとに使い方や機能が異なるので、要チェック

タイプ別おすすめ料理

蒸籠 (せいろ)

フタは細かく編んでいるので、うまい具合に蒸気が逃げてくれ、食材に水滴が落ちる心配がない。また、鍋タイプと比べて高温になりにくい。

おすすめ料理

  • 蒸し野菜
  • 餃子・しゅうまい
  • 茶碗蒸し
  • 蒸しパン
  • 肉まん
  • プリン

鍋タイプ

底が平らなのでお皿を置くのも安全ですが、ギリギリの大きさの皿だと取り出しづらく大変なので注意が必要です。

ただし、せいろと違いしっかりと蒸気をこもらせるので、食材に水滴が落ちないようにするために布巾をかける必要があります。(蒸し野菜などには必要ないですが)

おすすめ料理

  • 蒸し野菜
  • 餃子・しゅうまい
  • 茶碗蒸し
  • おこわ
  • 蒸しパン
  • 肉まん
  • プリン
  • 肉や魚

カゴタイプ・トレータイプ

鍋タイプと比べて湯の量が少ないので、時間のかかる食材などは向きません。また、湯との距離が近いので肉まんや蒸しパンを作る時には気をつけたいところ。

ちはやーの
ちはやーの

蒸し板ややり方によっては長時間できるし、湯も食材にかからないよ

ただし、せいろと違いしっかりと蒸気をこもらせるので、食材に水滴が落ちないようにするために布巾をかける必要があります。(蒸し野菜などには必要ないと思いますけど)

おすすめ料理

  • 蒸し野菜
  • 餃子・しゅうまい
  • 肉まん
  • 蒸し鶏

シリコンスチーマー

シリコンスチーマー

電子レンジで蒸し料理がつくれる蒸し器。

火加減を気にせず、時短もできるので忙しい人に向いている。調味料を加えて蒸し上がったら料理としてすぐに食卓にだせる。

ただし、火の通りにムラが多いので、途中で上下入れ替えるなどの工夫が必要になります。

おすすめ料理

  • 蒸し野菜
  • 蒸し鶏
  • 煮物
  • ジャム
  • 蒸しパン

スチームクッカー

スチームクッカー

食材と水を入れるだけで調理できる調理家電で、中が見えるものが多い。


タイマー機能がついているので調理中にほかの料理や家事をすることができます。

保温機能がついているタイプやゆでたまごがつくれる専用トレイがついているものもあり、容量も少量~大容量と用途に応じて選びやすいです。

ただし、お手入れが鍋タイプやカゴタイプと比べると手間がかかる(パーツが多いので)ことを忘れずに。

おすすめ料理

肉・魚・野菜・たまごとなんでもOK。ゆでたまごも作れるタイプがある。

まとめ

いろんな料理がありますが、それぞれにあったタイプの蒸し器を選ぶこともおいしい蒸し料理にたどり着くために必要です。

ただし、そんなにいくつもの種類の蒸し器はいらない!という人には万能型の鍋タイプをおすすめします。