![蒸し器がなくてもOK!炊飯器やフライパンなどで代用する方法](https://viva-steamer.com/wp-content/uploads/2023/02/00800_daitai-800x450.jpeg)
蒸し器がない場合、蒸し料理を作るのはなかなか難しいものです。
しかし、この記事では、蒸し器がなくても、身近なキッチン用品を使って蒸し料理を作る方法を紹介しています。
「蒸し料理を作りたいけど蒸し器がない」「家にあるもので代用できる蒸し料理の作り方を探している」という方におすすめです。ぜひ、お試しください。
フライパンを使う
![](https://viva-steamer.com/wp-content/uploads/2023/02/00801_frying-pan.jpg)
材料
- フライパン
- 蒸したい食材
- 蒸し器用のバスケットまたはザル
- フタ (代用としてアルミホイル可)
手順
- フライパンに水を入れ、フライパンの底を覆うようにします。水量は、食材の下部が浸かる程度にします。
- フライパンに耐熱皿や薄めのザルをさかさまに置き、その上に蒸し器用のバスケットまたはザルを置きます。
- 蒸したい食材をバスケットもしくはザルに入れ、フタをします。フタがない場合は、アルミホイルを使って代用することができます。
- フライパンを中火にし、水が沸騰するまで待ちます。
- 沸騰したら、中火から弱火にして蒸します。蒸す時間は、食材の種類と量によって異なりますが一般的には、10〜20分程度蒸します。
- 蒸しあがったら、火を止めて、フライパンからバスケットもしくはザルを取り出します。取り出す際には、バスケットやザルが熱くなっているので火傷に気をつけてください。
フライパンで蒸し料理する
フライパンを蒸し鍋として使うのではなく、フライパンにそのまま食材と水を入れてフタをする蒸す調理方法 (蒸し焼き) もあります。
レシピによっては蒸し焼きで十分なものもあるので、作るレシピによって自分にあった方法で調理しましょう。
注意点
フライパンを使った方法は、比較的簡単で一般的に家庭にある調理器具なので人気があります。しかし、使用する際にはいくつか注意点があります。
まず、フライパンを選ぶ際には、できるだけ深いものを選びます。
フライパンの底に穴が開いているものや、底が平らで深くないものは、蒸気が逃げてしまうため適切とはいえません。
加熱中には、お湯の量が適切かどうかを確認することが大切です。お湯が足りない場合は、水を追加してください。
逆に、お湯が多すぎる場合は、蒸気ではなくお湯が食材にかかり料理によってはべちゃべちゃになってしまいます。適量のお湯を使用し、食材が均等に蒸し上がるようにしましょう。
また、フライパンのサイズに合わせて、適切な器具を使用することも大切です。
大きすぎるバスケットやザルを使用すると、蒸気が逃げてしまうため、食材が十分に蒸し上がらない可能性があります。また、小さすぎる場合は食材が密集してしまい、均等に蒸し上がらない可能性があります。
最後に、フライパンを使った蒸し料理を使用する場合、加熱中に蒸気が逃げたり、お湯がこぼれたりしないように、加熱の際は目を離さず、こまめに確認するようにしましょう。
電子レンジを使う
![](https://viva-steamer.com/wp-content/uploads/2023/02/00802_microwave.jpeg)
材料
- 蒸したい食材
- 食材をのせる器 (耐熱皿・シリコンスチーマーなど)
- フタ (ラップで代用可)
手順
- 食材を入れる容器を選びます。
耐熱性で、フタのあるシリコンスチーマーが適していますが、耐熱ガラスのボウルでもラップでフタをすれば大丈夫です。 - 容器に食材を入れ、少量の水を加えます。
レシピによってはこの段階で調味料を加えることもあります。 - 容器にフタもしくはラップをして電子レンジに入れ、加熱します。
- 加熱時間はレシピにそった時間にし、大幅に増やさないことも失敗しないコツです。
- 蒸し上がったら電子レンジから取り出し、フタやラップを外し、熱いうちに食べましょう。
ただし、フタやラップを取る際には蒸気に気をつけてやけどをしないようにしましょう。
シリコンスチーマー
シリコン製の器で、フタがついているものが多く、ラップを使用しないのでエコです。
耐熱皿
耐熱性のガラス製が多いですが、プラスチック製もあります。
キッチンペーパー
じゃがいものなどを蒸す場合、耐熱皿にそのままのせるよりも、キッチンペーパーで食材を包み、水でぬらしてからラップでくるんで電子レンジにいれて蒸す方法もあります。
その場合、途中で上下を入れ替えるとムラが少なく仕上がります。
注意点
電子レンジによっては、蒸し器に使われるような高さのあるものを加熱することができない場合があります。使用前に、レンジの取扱説明書を確認し、適切な器具を使うようにしましょう。
使う容器は、電子レンジで使用できる素材であることを必ず確認してください。
また、食材が均等に加熱されるように、できるだけ薄くカットしたり、小さく刻んだりしておくことも大切です。
加熱するときは、蓋をして蒸気がこもるようにします。また、加熱時間や出力によって、食材が乾燥してしまうことがあるため、加熱時間や出力にも注意しましょう。
炊飯器を使う
![](https://viva-steamer.com/wp-content/uploads/2023/02/00803_rice-cooker.jpg)
材料
- 蒸したい食材
- 食材をのせる器 (必要な場合)
- 適量の水
手順
炊飯器は、ご飯を炊くだけでなく、蒸し料理も簡単に作れる優れた調理器具です。
- 炊飯器の内釜を取り出します。
- 内釜に蒸し器用のお皿をセットします。炊飯器によっては、専用の蒸し器用お皿が付属している場合もあります。
- お皿に蒸したい食材をのせます。
- 炊飯器に適量の水を注ぎ、内釜を炊飯器にセットします。蒸し器に載せた食材に対して、水の量は通常、おおよそ半カップ程度で十分です。
- 炊飯器のスイッチを入れます。通常の炊飯と同じように、蒸し器での調理も時間調整が必要です。蒸し料理によって所要時間は異なりますので、炊飯器の取扱説明書を参考にしてください。
- 蒸し上がったら、炊飯器のスイッチを切り、内釜を取り出して蒸した料理を器に盛り付けます。
さつまいもを蒸す
内がまに洗ったさつまいもを並べて水をいれてスイッチをいれるだけでOK。
注意点
炊飯器を蒸し器の代用として使う場合、以下の注意点を守る必要があります。
炊飯器の種類によっては蒸し器として使用できないものがあります。取扱説明書をよく読んで、確認しましょう。
炊飯器に蒸し器としての機能がある場合でも、最大容量を超えないようにしましょう。過剰な食材を入れると蒸気が逃げてしまい、うまく蒸せません。
また、炊飯器の水位に注意しましょう。水位を超えるような場合、炊飯器から蒸気が漏れてしまい、蒸し料理がうまくできません。
蒸し器の場合と同様に、加熱時間や火加減にも注意しましょう。食材によっては、時間を長くしたり、火を強めたりする必要があります。
炊飯器は家庭で一般的に使われる調理器具であるため、手軽に蒸し料理を楽しむことができます。ただし、炊飯器の構造によっては、蒸し器としての機能が十分に発揮されない場合もありますので、適した炊飯器を選ぶことが大切です。
まとめ
蒸し器がない場合には代用方法がいくつかあります。フライパン、電子レンジ、炊飯器を使った方法がありますが、それぞれに注意点があります。
フライパンを使った代用方法も手軽で、蒸し料理ができますが、火加減を調整する必要があるため、失敗があるかもしれません。
炊飯器や電子レンジを使った代用方法は、簡単にできるうえに火加減が自動的に調整されるため、失敗が少なく、安全に蒸し料理ができます。
シリコンスチーマーを使った方法は、専用のシリコンスチーマーが必要ですが、蒸し料理が簡単にでき、失敗が少ないことが特徴です。
代用方法を選ぶ際には、手軽さ、安全性、蒸し上がり具合、材料の有無などを考慮して、最適な方法を選びましょう。